腕時計の電池交換に関する基礎知識!主な依頼先や自分で交換する方法などを徹底解説!

こちらのサイトは、クォーツタイプの腕時計の電池交換に関する基礎知識をご紹介しています。主な依頼先や自ら交換する場合の方法や注意点など徹底解説していますが、そもそも自分で交換できるものなのか気になる人も多いのではないでしょうか。仮に、電池を入手出来たら後は精密ドライバーでネジを外して分解、内部の電池を新しいものに変えれば良いわけですが、果たしてそれが可能になるのか手順なども参考にしながらご紹介することにしましょう。
腕時計の電池交換に関する基礎知識!主な依頼先や自分で交換する方法などを徹底解説!
ここでは、腕時計の電池交換に関する基礎知識をご紹介していますが、腕時計は大きく分けると電源が必要なクォーツ式、電池が要らない機械式の2に分類されます。
機械式は電池がないので交換などは要らないわけですが、手先が器用な人で交換用の電池が入手できれば自分で行うこともできないわけではありません。
ただ、裏蓋のネジを外すときの特殊ドライバーや内部を見るときに使うルーペや拡大鏡など専用の設備がなければ難しいので専門家に委ねることをおすすめします。
腕時計の電池交換を検討すべきタイミングとは?
電池を利用して作動するクオーツ式の腕時計を利用している人にとって、頭を悩ませるのが交換のタイミングです。
完全に切れるまで待つという人も多くいますが、電池切れを待つと大事な時に時計が止まって困ることもあります。
知りたい時に確認できないストレスを感じたくないという人は、切れる直前で電池交換をすることが大切です。
クオーツ式の腕時計は、ゼンマイ駆動と同じように、電池切れが近くなると時刻にズレが生じ始めます。
時刻を直しても短期間のうちに遅れるようになったら寿命を迎える予兆です。
アナログのクオーツ時計を利用している人は、秒針の動きからでも判断はできます。
2秒に1回など極端に遅い動きになった時が電池交換のタイミングです。
一般的に電池の寿命は2年程度と言われていますが、日常での使い方次第で長さは変わります。
夜間のライト点灯、ストップウォッチなど付属の機能を多用していると、通常より寿命が短くなるので注意が必要です。
電池が切れた腕時計を電池交換せずに放置するリスク
電池が切れた腕時計を放置している方は多いかと思いますが、しばらくの間使わないとしても電池交換をしておくことが大切です。
電池を入れたままの時計を放置すると、液漏れを起こして故障のリスクが高まります。
液漏れとは、過放電などが原因で電解液が漏れ出す現象のことです。
一般的な電池の電解液には水酸化ナトリウムや水酸化カリウムが含まれているのですが、これらは金属がサビる原因になります。
腕時計は基本的に金属パーツで構成されているので、内部で液漏れが発生すると電解液が触れた部分がサビてしまって故障につながります。
そのため、たとえ長期間使わないとしても放置せずに電池交換をしておくことが大切です。
なお、電池を抜いておけば液漏れによる故障は防げますが、動かさない期間が長くなると機械油が固まってしまいます。
機械油が固まると新しい電池を入れても動かなくなる恐れがあるので、腕時計は基本的に動いた状態で保管することをおすすめします。
電池交換が必要な腕時計かを見分ける方法とは?
腕時計の電池式のモデルが、バッテリーが弱くなることを見極める方法があります。
液晶パネルやデジタルモデルならば、警告灯が表示されるなどの交換時期を知らせる合図が画面に現れることが多くなるのが特徴です。
アナログタイプは秒針の動きに注意してみるといいかもしれません。
バッテリーが弱くなると節電をするために、秒針が3秒に1回や5秒に1回など、不規則な動きをするようになります。
この状態になると時刻の遅れが発生するようになり、完全に停止してしまうのです。
時計の電池交換の見分け方は、特定の動作や表示にあります。
しかし充電池やキャパシタと呼ばれる内蔵電池ならば、想定された充電を行うことでバッテリーが復活するかもしれません。
ソーラー系の駆動ならば直射日光は避けて、間接的な自然光が当たる場所に半日程度置いておきます。
充電マークや不規則な運針が直れば、内部のバッテリーが充電された証拠です。
他にも自動巻きに似た充電方式タイプもあるので、腕に付けて過ごして様子を見てみるといいでしょう。
腕時計の電池交換を依頼できる主な場所とは?
腕時計の電池が消耗してくると、液晶が薄く表示されるようになります。
その他には時刻が遅れるようになったり、秒針が1秒ごとではなく3秒や5秒刻みの運針になってしまうことなどが特徴です。
このような状態になったら電池交換をしなければなりません。
ブランドのアンテナショップがあれば純正の持ち込み先が一番です。
ない場合には時計店やホームセンターなどが受け付けてくれることもありますが、特殊な防水モデルなどならばやはりメーカーに依頼することが最も確実になります。
なぜなら防水試験と呼ばれている、電池を交換した後に行うテストをするからです。
この試験に合格することで、防水性を保証することになります。
だからメーカーの指定する取扱店を窓口の依頼先にするか、メーカーの公式サイトの方法に従い修理センターに発送するなどが一番確実な方法です。
防水試験をしないのであれば、極端な話は工具さえあれば自分でも行えます。
傷が付いたり壊してしまうこともあるかもしれませんので、プロに頼むことを推奨します。